エイプリルフールに乗れない4
昨日はエイプリルフールでした。
もうエイプリルフールがあることも忘れるくらいの年齢ではありますが、そういえば子どもの頃はどうだったかな?と思い出していました。
エイプリルフールの日は嘘をついてもいい。
…そういや私、ほとんど乗らなかったな!
嘘をつく意味がわからない。冗談だとしても。
自分なら、すぐバレるような嘘を大げさに言って、笑いにしていた。
お遊びのツール、として捉えていたのだと思うので、人や場が暗くなるような嘘はつきたくないし、つけなかった。
でもそもそも「嘘をつく」ということがあまり得意でもなく、メリットも見出せず、イベントごとも苦手だから、乗れなかったのは性質かもしれないな。
(隠しごとがある時は後ろめたくなりながら嘘ついたりしたけれど…)
反面、真面目な顔して嘘つかれて、そのまんま正直に信じたりしてた。
人を騙す、欺く、というほど強い意味合いではないけれど、冗談めかして言われる嘘は、逆にすごく嫌な気持ちになることもあった。相手が私をバカにしてついた嘘なら余計に。表情やしぐさなど、言外に感じるものがあったんだと思う。私は同級生にバカにされやすかったから、そんな蔑んだ表情をよく目にした。
嘘ついてるな、ってバレてるんだけど、信じたフリしたりした。
今でも、軽い嘘ほどどんな反応をしたらいいのかわからない。薄笑いで合わせるのか、ふーんって流すのか、曖昧な表情でいるのか、笑って乗るのか、スパッと切るのか。
あぁ、やっぱり嘘ってめんどくさい。